JBP(JINKEN Bicycle Products)について、24inch Street Trial Bike (trMOZU)についてなど、jinkenの(ほぼ)自転車尽くしのブログ。

2010年3月5日金曜日

700C+シングルスピード+ディスクブレーキ、という仕様。

こんにちは、jinkenです。

SAMOさんのご厚意でTUBAGRAのライダー日記に書かせてもらった記事を、
せっかくなのでこちらにも転載。

私が岡安さんとやっている鉄ONEというロード系フレームのお話です。

P1090974

鉄ONEの特徴の一つは、
リアのエンド幅が自由に選べ、
オプションでディスクブレーキ台座が選択できることです。

「質実剛健」をコンセプトにしている鉄ONE。
私自身、メッセンジャーとして東京の街を何年も走ってきて、
雨の日も走るメッセンジャーの「仕事道具」としての仕様を考えたとき、
どうしても実現したかったのが、
700C+シングルスピード+ディスクブレーキ、という組み合わせ。

今日は夕方からガッツリ雨の中100km弱走りましたが、
ディスクブレーキなら濡れてもほとんど制動力が落ちませんでした。


そして、キャリパーブレーキやVブレーキのように、
シューが削れてホイールが(そしてフレームも)真っ黒、なんてことにもなりません。
走っても走っても汚れませんし、しょっちゅうワイヤーの引きしろを調整する必要もありません。

ほんと、雨の日の仕事のストレスが半減します。

以前はVブレーキで仕事してましたが、
毎日走っていた頃は、日々の走行(特に雨の日)でリムサイドが削れて、
年に何本もホイールがダメになりました。

でも、ディスクブレーキなら大丈夫。
パッドの交換すら、毎日走っても数ヶ月に一度で大丈夫そうです。

当然ながらリムも傷まず、
日々のメンテナンスは最小限で済みます。



メッセンジャーという仕事はロードレースと違って、
タクシーの列をすり抜け、信号を読みながらタイミング良く減速・加速を繰り返さなければなりません。

また、ピックアップとデリバリーのたびに完全に止まってビルに出入りします。
そして、もちろん信号も。
つまりストップアンドゴーの繰り返しで一日100km前後、走り続けることになります。
ブレーキはすごく重要なんです。
メリハリの効いた走りをするためには、
天候に左右されない、信頼できるブレーキが必要です。


P1090979

シングルスピード、というのもメッセンジャーにはいい選択です。
東京は坂が多い街なので、変速があったほうが「瞬間的には」楽です。
でも、毎日毎日、仕事で走り続けるなら、
変速系のトラブルやメンテナンスの手間は問題で、
シングルスピードのシンプルの魅力は多くのメッセンジャーを惹きつけています。

変速の調子が悪い(ガチャガチャ言ったり)バイクに乗るくらいなら、
駆動ロスのないシンプルなシングルスピードのほうが、
結局のところずっと楽に走り続けられます。

特に鉄ONEは、
シングルスピードでも鋭く加速し、ストレスなく坂を上れるように、
チェーンステイを短めにし、シートステイを強くして、
ガッチリした後ろ三角によってロスのない加速や登坂を可能にしています。

メッセンジャーの場合、絶対的なスピードは必ずしも重要ではないのです。
安定して、トラブルなく、ストレスなく、淡々と走り続けられること。
それも重要な「性能」です。

ピスト(固定)を好む人もたくさんいますが、
ディスクブレーキ+シングルフリーが私的には好みですね。
足を止められるので、縁石ギリギリも走れるし、下り坂で休むこともできます。

雨の日も走る、東京のメッセンジャーの最適仕様だと私は思います。
雨でも自転車で通勤する、ハードコアツーキニストにもオススメできます。

ある意味、ピストとマウンテンバイクとロードバイクの良いところ取り。
鉄ONEのディスクブレーキ仕様、最高ですよっ!

trMOZU(TUBAGRA)といい、
鉄ONE(これはJBP=JINKEN Bicycle Productsブランド)といい、
(両者はブランドとしては別ですが)
理想のフレームが岡安さんの手によってカタチになっていきます。
感謝感謝です。

マスプロメーカーにとってはニッチな製品かもしれませんが、
私にとっては、かゆい所に手が届く、本当に欲しかったものたちです。

0 件のコメント:

コメントを投稿