JBP(JINKEN Bicycle Products)について、24inch Street Trial Bike (trMOZU)についてなど、jinkenの(ほぼ)自転車尽くしのブログ。

2012年2月27日月曜日

trMOZUフレームの詳細写真など。

さてさて。
ずいぶん更新が溜まってしまいました。
この日も助産院に行ってました。

とりあえず、この日UPしたTUBAGRAのライダー日記からそのまんまコピペして、、、
今回はお茶を濁したいと思います。

私が乗っているのと同じ、trMOZUという24インチホイール用のクロモリ製国産ストリートトライアルフレームです。

以下、そのまんまこちらより。

・・・・・・・・・・・・・・・・
ども、jinkenです。

お客様のtrMOZUの組み上げをお手伝いさせて頂くことになりまして、
私の手元にMTBエンド(ディスクブレーキ使用予定)・マットクリア塗装のフレームが一本あります。
お客様の了承を得まして、組み上げまで何度か(簡単な)紹介をさせて頂きたいと思います。

今回は、(改めまして)trMOZUフレームの各部詳細画像と簡単な解説を。

trMOZU(トラモズ)は、これまでのMOZUシリーズで培われた定評のあるフレーム造作をベースに、ジオメトリや各部の作りをトライアル的な動きに最適化して開発された、ストリートトライアル(をベースにしていろんな乗り方ができる)24インチ専用フレームです。
個人的に、私がMOZUシリーズの中でもtrMOZUらしさが光るポイント(心臓部)だと思っているのは、
まずBB周りです。

trMOZU (TUBAGRA) Details

(岡安製作所の岡安さんによる美しいTIG溶接のビードとクロモリのパイプとプレートの焼け色が美しいですね!)

厚いクロモリのプレートで構成されたヨーク部の基本的な構造こそ他のMOZUシリーズと共通ですが、24インチでチェンステイ長357mm前後という我々が考える現時点での(trMOZUとしての)ベストなリアセンターを基準に24×2.6DHタイヤも飲み込めるようにtrMOZU専用に最適化され、MOZUシリーズの他のモデルよりもクリアランスが広く取られています。

さらに一目見てわかる特徴として、BBとシートチューブの間に三角の補強板が左右に入っています。
この補強も含め、BB周りのこの複雑かつ合理的な構造によって、クロモリフレームらしい「しなやかさ」を残しつつも「ストリートトライアル」フレームらしいコシのある反発とガッシリとした剛性感を実現しています。

ウィリージャンプやパラレルのようなトライアル特有の動き(高トルクの鋭く強い踏み込み)を受けとめ、BB周りが変にヨレたりたわんだりすることなく、軸がしっかり保持されます。

そして、もう一つtrMOZUらしい特徴的なポイントが、エンド周りです。
trMOZU (TUBAGRA) Details

これはMTBエンド(135mm幅、ディスクブレーキ仕様)の写真です。
一目で他のMOZUと異なるのは、ディスクブレーキ台座下の補強です。

1年半私が乗り込んでテストした限り(高所からのドロップオフも含め)では、これまでtrMOZUにおいてこの部分のクラックやトラブルは発生しておりません。
リア(ディスク)ブレーキを駆使するライディングをした場合、この補強無しではシートステイがもたない=クラックが入るor破断することは珍しくないのです。

また、このブリッジ状の補強にはリア三角のねじれを押さえる効果もあるようで、ある場合とない場合では踏み込んだときのフィーリングが違いました。
通常、この手の補強はブレーキ台座の反対側(ドライブ側)にはないフレームがほとんどですが、スタンス(左足前or右足前)によるフィーリングの違いや左右のウィップ感の違いをなくすため、trMOZUには左右ともに補強が入っています。
(オプションのVブレーキ台座を追加しても、また116mm幅のトライアルエンド=ディスク台座無しを選ばれても、この部分の補強は変わらず入ります)
シングルスピード用のフレームとしてチェーンの干渉はおきないように設計されていますのでご安心ください。
trMOZU (TUBAGRA) Details


MOZUシリーズ共通のヘッド周り。
カンパ規格(ヒデゥンセット=45°×45°)のインテグラルヘッド仕様。
BMX用としても数多くの(比較的安価な)ヘッドセットが市販されており、交換も専用工具いらずで簡単。

ヘッドチューブとダウンチューブの間には、楕円に肉抜きされたボックスガセットが。
組んで上から見ると見えにくい部分ですが、下側(BB寄り)の部分はあえて溶接せず、応力集中をさけてダウンチューブにクラックが入りにくいように工夫されています。
フロントからセクションのカドにズバッと刺していくような乗り方をするとヘッド周りに非常に力がかかりますが、こちらも私のテストの範囲ではこれまでクラック等のトラブルは起きていません。

また、ガセットが入る分ダウンチューブのヘッドチューブ側がやや上方にオフセットされるため、サスペンションフォークを使用した場合でもフォークの肩とダウンチューブに十分なクリアランスが取れます。
trMOZU (TUBAGRA) Details



シートステイ、トップチューブ、シートチューブの接合部。
こちらも、MOZUシリーズ共通の、お馴染みの構造です。
MOZUシリーズならではの、もう一つの「心臓部」と言えるかもしれません。
綺麗ですね。


以上、これまであまり細かくUPしてこれなかった、trMOZUフレームのディテールでした。
trMOZU
は現代の「競技仕様」の24インチトライアルフレームと比較するとホイールベースが短く、回転系の動きなどにも対応しやすいです。
とくに、MOZUシリーズのコンセプトを受け継いだ短いリアセンターと、30mmUPの適度なBBライズで、踏み込みながらのフロントアップやダニエルへの基礎的な練習もしやすく、クロモリ製(約2300g )のフレームとしては乗り味が非常に軽快です。
これからトライアル(的な乗り方)を始める方にも乗りやすいと思いますし、少しトライアルをかじった方なら、トライアルの基礎的なムーブを活かしてストリートトライアル、パークライド、山遊び、と自由なスタイルで楽しめるフレームだと思います。
サドルも付くのでストリートMTB寄りにも組めますしね。

MOZUシリーズはこれまでも少しずつ進化してきましたし、このtrMOZUにしても今後ディテールの変更やバージョンアップが行われることもあるかもしれませんが、どんな時もその時点での「ベスト」なフレームを常に提供していけるように、テストライダーとして私も頑張っていきたいと思っています。

上の写真はすべて数年前のコンパクトデジカメ(Panasonic LX-3)でJPEGで撮影し、ホワイトバランスや明るさ、コントラストなどをSilkypixでちょちょっと補正したものです。カンタン!

jinkenでした。




・・・あ、そういえば、






225日の朝、パパになりました。
大きな楽しみがまた増えました。
イェイ。

0 件のコメント:

コメントを投稿