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2013年8月2日金曜日

山の中の「道」は誰のものか、という話。

 ちょっときっかけがあったので・・・
 以前ちょっと調べてみたり人から聞いたりして自分なりに理解した、自分としてはある程度納得のいった「山道」の所有者と通行権についてのにわか知識を自分のメモ代わりに書いてみます。(間違っている部分があるかもしれないので、全部鵜呑みにはしないでください。で、詳しい人は教えてください。)

 日本の山林には、私有財産制以前から慣習的にその集落ごとに共同で管理する「共有地」がたくさんあり、その後それを分割してバラバラの私有地として分けた歴史があったり、元々あった生活道・山仕事や物流の道はたとえ私有地の中を通っていてもその道の部分だけは誰もが堂々と通れる公共の道として使われ続けていたりします。そういう道は赤線とか赤道(あかみち)とか呼ばれています。(地図に赤い線で示すことが義務づけられていたからだそうです。)

 大正時代に全ての道路(細い山道やあぜ道のようなものも含む)が国のものとされた後、赤道については管理が市町村に移り、その後時を経て2005年に、(所有と管理が分離している煩雑さを避けるために)その時点で道路として機能している赤道は所有も市町村に移ったようです。市町村に「所有」されているとはいえ、道は「公共の空間」として私的に独占されるべきではないという考え方は一貫してあるようで、現在でもそうした山の中に残された細くても道として機能している山道は、公共のものとして万人に「開かれて」いる、はずです。

 もちろん、公共の空間ですから、勝手に改変したり占拠したりすることはできません、開かれているのは「通行する」という行為に対してです。赤道は道路法の適用を受けないとのことで、河川などと同じく「法定外公共物」にあたるそうです。ということで、法的には、「通行する」方法を徒歩に限定するような規制はない・・・はずです。(ということは、道を過度に荒らす=改変したり価値を下げてしまうことをしなければ、馬でも牛でも自転車でも通って構わない、ということ・・・なのでしょうか。)

 そこで、人から聞いたり調べてみたりして「なるほど」と思ったのは、現在は私有地となっている山の斜面に昔から使われてきた歴史のある山道が通っている場合、その山道の部分だけは市町村の所有・管理になっていて、その山の斜面を所有している人もその交通を妨げることは出来ないということです。

  ただし、所有権が国から市町村に移行された2005年の4月1日の時点で道として機能していない(廃道となっているということ?)道については、その時点で用途廃止されて一括して財務省の所有になったそうで、そういう道は国に申請すれば払い下げを受けることが出来るそうです。・・・ということは、2005年時点でいったん道としての機能を失ってしまっていた山道(その基準はよくわかりません)は、その周囲の山の土地を持っている地主さんが所有権を取得している可能性がある、つまり、もはや「オープン」ではない、という可能性があるということです。

 さて、以上の知識はあくまで一般論で、個別の地域ごとに事情はあると思うのですが、おおむね間違ってはいない・・・のかな?法律も山遊びも素人なので、詳しい人いたら教えてください!

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