JBP(JINKEN Bicycle Products)について、24inch Street Trial Bike (trMOZU)についてなど、jinkenの(ほぼ)自転車尽くしのブログ。

2013年12月24日火曜日

日本には日本の/この地域にはこの地域の「MTB文化」を。

夕方、急に思い立って今年の初めまで住んでいたエリアの裏山を覗いてきた。


あー、癒される。。。

MTBについてとか色々考えてるけど、自分的ポイントは、無理しないこと。
自分の35年を振り返って、自分が楽しいことしか続けられない自信がある。
そう、その自信だけは、強固にあるw


さて、そんなこの日、Facebookにこんな文章を書きました。
たくさんの方にシェアしていただき、色々なレスポンスを頂きました。
自分自身、考えをまとめる良い機会だったし、そのチャンスをくれた高橋大喜さんにも感謝!
記録の意味も込めて、ブログにもコピーしておきます。
10年後、僕がここに自分で書いたことをブレずに実践できているか…楽しみです。

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 「日本のMTB界は遅れている、日本にも海外の様なMTB文化を」というご意見(単純化してすみません)を読みました。それも大切なこと(とくに競技としての下り系MTBをイメージする人には)だとは思いますが、それに加えて、日本には日本の、いや、その地域には地域のMTBの楽しみ方が多様に(無限に)存在することを想像してみるのも悪くないと思います。日本にはMTB伝来以前からの山岳サイクリングの伝統がありますし、狭く急峻な地形を考えると海外(と聞いてMTB乗りがイメージするような広大な下り系トレイル)とは違う楽しみ方を「自前の自転車文化」としてその地域ごとに作っていくことが、単純な模倣や発展モデルの輸入よりも刺激的な課題になるはずだと信じています。

 もし、「海外のようにならないから日本は駄目だ」と考えて無力感に打ちひしがれてしまう人がいるとしたら、そんな必要は全くないよ、と言いたい。その地域の実情にあわせて、できることをやれば良いし、新しい楽しみ方や地域との関係を作っていけばいい。いつか「海外」のライダーたちに真似をされるような、憧れられるような、日本らしい、その地域らしい自転車遊びのモデルを、地に足をつけて作っていけば良い。少なくとも、そういう気持ちで楽しく遊べば良い、と思うのです。時間はかかるかもしれないけれど、どの「海外」のフィールドだって、時間をかけて作られてきたはずです・・・これは自分の目標であり、希望でもあります。

 なーんて、生意気にすみません。自分はMTB(マウンテンバイク)と呼んで良いのかどうかもよくわからない自転車(24インチホイール・フルリジッド・116mmエンド・シングルスピード・超低ギア比・太タイヤ)に乗っている、MTB乗りから見たら「変人」ですが、自分の乗り方、自分が遊ばせてもらっているフィールドに合わせた自転車としてすごく気に入っています。要するに、フィールドに合わせて車体も文化も仕組みも作っていけば良いんじゃないかってこと。ポイントは「地域に関わる」っていうところでしょうか?自転車、特にMTBは単なる消費文化としてじゃなく、それを使って地域やそこに暮らす人たちの生活とつながっていく魔法の道具になりうるんだと思います。それだけが正しいなんて全然思いませんが、こういう方向性もありなんじゃないかな?と。

 最後に、最初にちょっと引用した「日本にも海外の様なMTB文化を」という言葉が含意している「海外のMTB文化」には、遠く日本から我々が考える以上にその国や土地ごとの多様性が含まれているんじゃないかな、と想像しています。「海外のMTB文化」なんていう一枚岩の実態はないんじゃないかな、と。カナダやアメリカだけが「海外」じゃないし、多様性と雑種性こそがMTB文化らしさだったはずだし、また日本らしいMTB文化への希望なのではないかと。

 もし「そんなの正統なMTBじゃない」って言われるなら、別に「MTB」なんて言わなくても構わないんですよね。凸凹道で自転車遊びする楽しさっていう揺るぎないものをベースにして、既存の雑多なものを組み合わせて、自転車遊びを再発見、再発明することが日本の山系自転車乗りに求められているんだと思います。そして、すでに各地でいろいろ始まってる。

 模倣の時代から、創造の時代へ。キーワードは、地域。


追記1:常設コースの設置を目指していく考え方も大賛成です。(私自身もそれもひとつ目指したい目標です。)「あれか、これか」ではなく、地域の実情とそこにいるライダーの趣向に合わせてできることを楽しくやっていこうというスタンスと、それを認め合う(派閥的ではない)自転車乗りの恊働が生まれていけば良いなと思って書きました。その辺を汲んでいただければ幸いです。

追記2:上は当初「自分へのメモです。」と前書きして投稿した文章です。しかし、私自身が誰でも読める場所にUPし、また内心は少なからず読まれることを期待していたこと、そして実際にたくさんの方がシェアしてくれて読まれていること、そして同時期に関連する話題でいくつもの意見が出てきていることから、上の但し書きについて考え直し、撤回します。この文章を書くきっかけを作ってくれた高橋大喜さんの刺激的な文章に対しても、「個人的なメモ云々」という中途半端な書き方は失礼だと思い直しました。もちろん、内容については何の曇りもありません。


追記3:この文章を書いた後、MTBライダーの高橋大喜さんからメッセージを頂きました。各地で頑張っているライダーの活動をリスペクトしつつ、また色々な意見やアイディアが出て日本のMTBシーンが盛り上がっていくことを期待しながらお互いに楽しくMTBに関わっていきましょう、といった感じのやりとりができました。そして、我々は同い歳、しかも同じ月生まれの同級生だということが判明!同い歳の活躍は刺激になります。私も自分の地域で、できることを楽しくやっていこうと志を新たにしました。ちなみに、1978年生まれです。

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